Kotlinで電卓を作ってみる「動作確認編」
今回は、Kotlinを用いたAndroidアプリケーションの開発を行っていきたいと思います!
この記事はAndroid初心者がKotlinを用いて開発を行った過程を備忘録に近い形で書いていくので、間違ったことを書いていたりするかもしれませんが、そういった点は教えていただけると幸いです!
Kotlinとは
今回Androidアプリケーション開発をするにあたって、Kotlinというプログラミング言語を使用してコーディングしていきます。KotlinはAndroidアプリケーション開発で多く用いられる言語で、ざっくりいうとJavaとよく似た言語です。
動作確認をしてみる
では実際に動作確認を行っていきます。環境構築に関しては今回は割愛させていただきますが、基本的にはAndroid Studio公式サイト(https://developer.android.com/studio/install?hl=ja)の通りに導入を進めていただければ問題なく環境構築できると思います!
念のため私の環境を以下に示しておきます。
使用言語 | Kotlin |
CPU | intel Core i5-10210U |
メモリ | 8GB |
実行結果確認 | 実機(P30 lite) |
エミュレータでも勿論問題ないですが、実機の方が触ってる感ある…気がするので今回の電卓アプリ開発では実機でプログラムを実行していきます。
プロジェクトを作る
では早速、プロジェクトを作成していきます!
まず初めに、下の画像の赤枠の「New Project」を押します。
そうすると次のような画面に移ります。
ここでは最初からレイアウトを選べたりしますが、まずは何もないシンプルな「Empty Activity」を選択します。
この画面では、プロジェクト名や開発言語などを指定します。
- 「Name」には任意のプロジェクト名を入力します。
- 「Package name」は今回は公開予定もないため、そのままにしておきます。
- 「Save location」はプロジェクトの保存場所を指定する欄です。これもそのままで問題ないと思います。
- 「Language」は開発言語を選択する欄になります。今回はKotlinを用いるため「Kotlin」を選択しますが、Javaで開発する方は「Java」を選択してください。
- 「Minimum SDK」は対応させるAndroidバージョンを指定します。これに関してはバージョンによって、インターネット上に公開されているプログラムが動作しない場合もあったりするので、状況に応じて設定して頂ければなと思います。
最後に右下の「Finish」を押すことでプロジェクトの作成が始まります。
しばらく待つと下の画像の様に11行ぐらい表示されるプログラムと画像の赤枠で囲んだ場所にフォルダが生成されます。これが表示されるまで少し時間がかかるので少し待ちましょう!
ここまで出来ればプロジェクトの作成が完了します!
次からは実機の設定を行っていきます。
実機の設定をする
続いて実機の設定を行っていきたいと思います!
とは言っても開発者向けオプションの有効化とUSBデバッグをオンにするだけで、実機の設定は完了します!
1.開発者モードを有効化する
早速開発者モードを有効化していきましょう!まずは、「設定」から「端末情報」のボタンを押します。
そうすると、以下の様な画面に移ると思うので、そこにある「ビルド番号」を7回ほど押します!
すると「デベロッパーになりました!」といった類の文字列が出てくると思うので、これで開発者モードとして端末を扱うことができるようになります!
2.USBデバッグをオンにする
続いてUSBデバッグをオンにしていきます!
一度戻って「設定」から「システムと更新」を押します。
「1.開発者モードを有効化する」をしておくと「開発者向けオプション」が表示されるので、「開発者向けオプション」のボタンを押します。
そうすると、以下の様な画面が表示されるので「USBデバッグ」のボタンをオンにしておきます。
この時、「USBデバッグを許可しますか?」といった画面が出る場合には「OK」を押し、USBデバッグを許可しておきましょう!
ついでに、「USB接続時に常に確認」もONにしておきましょう!
これで、端末側の設定が完了しました!
実行してみる
遂にですが、プログラムを実行していきます!
スマートフォン端末とパソコンをUSB接続し、右上の「▶」アイコンを押すことでプログラムを実行します。
このような画面が表示されていれば動作確認は問題ありません!
まとめ
今回は環境の設定と最初に書かれているプログラムの実行を行いました。
次の記事ではレイアウトの作成を行っていきます!